過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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837:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/06/02(火) 07:50:30.04 ID:L+M5NtALo
加賀(……さて、暗くなり始めましたね。今の内に食料をあの島へ届けましょうか)スッ

艦戦妖精「いってくるなのー」フリフリ

加賀「いってらっしゃい。気を付けてね。──あと、絶対に誰にも言っちゃダメよ?」

艦戦要請「はーい。──準備完了なのー!」

加賀「発艦」パヒュンッ

加賀(……さて、カモフラージュに本当の哨戒機も出しておきましょうか)スッ

赤城「──あら、加賀さん?」

加賀「! 赤城さん、こんな所でどうしたの?」パヒュンッ

赤城「それはこちらの台詞ですよ。こんな時間に艦載機を発艦させてどうしたのですか?」

加賀「提督からの指示です。妖精も訓練をすれば夜目が利くようになるのか試したいとの事よ」

赤城「なるほど。そうすれば私たち空母も夜間に攻撃が出来る可能性があるという訳ですね?」

加賀「ええ。ついでに哨戒にもなりますから、こうして私が試験的にやってみているの」

加賀(そういう話にしておくようにとは言われましたが……赤城さんに嘘を吐くのは少し辛いですね。……ごめんなさい、赤城さん)

赤城「加賀さん」

加賀「?」

赤城「分かっていますよ。何か言えない事情があるんですよね?」

加賀「なっ……」

赤城「私と加賀さんはどれだけ一緒に居たと思っているんですか? 嘘を吐いている事くらいは分かりますよ」

加賀「そ、それは……その……」

赤城「でも、珍しいですね? 加賀さんが私に嘘を吐くなんて。提督絡みの事かしら」

加賀「……ええ。間違っていないわ」

赤城「やっぱりね。ちょっと嫉妬しちゃいそうです。私よりも提督の方が大事なんだなーって」

加賀「あ、あの……私はどちらも大事だと──」

赤城「分かっていますって♪ 困り顔の加賀さんを見たかっただけですよ」

加賀「……赤城さんも、なんだか提督のようにイタズラ好きになっているような気がします」フイッ

赤城「提督に教えて頂きましたからね。加賀さんはこうすれば困るぞーって」

加賀「なんて事を教えているんですか、あの人は……」ハァ

加賀「……赤城さん。本当は極秘の任務中なの。だから、誰にも言わないで頂けるかしら」

赤城「はい、勿論ですよ。提督が何を考えているのか私では考え付かない事も多々ありますが、悪い事ではないはずですからね。──頑張って下さいね、加賀さん」

加賀「ありがとうございます」フリフリ

加賀「…………」

加賀「後で提督に問い詰めておきましょうか。……提督や赤城さんになら、弄られるのも嫌いではないけれど……一応ね」フイッ

……………………
…………
……


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