過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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妖怪艦娘吊るし
◆I5l/cvh.9A
[saga]
2015/08/17(月) 20:49:32.83 ID:0RatcqjDo
長門「……こんな時間に茶の会とは随分とのんびりしているな」
提督「たまたまだ。こんな事は滅多に無い」
長門「むしろ『お茶会』は何かの隠語で実際は緊急作戦会議か何かかと疑ったくらいだ。……本当に言葉そのものだとは思いもしなかった」
響「ああ、だからやけに張り詰めた雰囲気だったんだね」
空母棲姫「何をそんなに身構えているのやら。そんなに私達が脅威に見えるか」
長門「可能性として考えるのは許してくれないだろうか。私はお前たち二人の事を良くは知らないんだ。……艦娘と深海棲艦が一緒の席に着いているという事も違和感ばかりだ」
空母棲姫「そうであってくれ。いい加減、信じ過ぎるこの人間や艦娘達に溜め息を吐きたくない」
提督「単純にお前が頑固なだけという可能性は考えないのか?」
空母棲姫「む……」
提督「極論を言ってしまえば、艦娘と深海棲艦の違いは我々人類に危害を加えてきたかどうかの差でしかない。逆に艦娘が人間を襲い、深海棲艦が人間の味方をしていれば立場は逆転している。危害を加えてくるのならば敵。協力するのであれば仲間。それだけだ」
空母棲姫「確かにそうですが……」
提督「例えば今のこの世情で艦娘が人間を襲えば、その艦娘はいかなる手段を使ってでも排除されるだろう」
空母棲姫「……………………」
提督「全ては認識次第だ。敵という認識ならば敵。味方という認識ならば味方。お前たち二人は味方という認識に置かれているという事だ。行動でな。そもそもの話、お前たち二人は私達に危害を加えてきたか? 逆に協力をしてくれただろう」
ヲ級「お魚、とか?」
提督「ああ。あれは本当に助かった。あのままでは飢え死にするのは間違いなかった」ナデ
ヲ級「えへー」ホッコリ
空母棲姫「……………………」
利根「つまり我輩たち艦娘も深海棲艦も在り方が違うだけで、人間から見て違うのは姿だけというものなのじゃな」
提督「そういう事だ。まだ納得できないか?」
空母棲姫「…………はぁ……まったく、どうしてそんな風に割り切れるのかしら……」
提督「変わり者だとは常々言われている」
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