過去ログ - 利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」
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960:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/08/17(月) 20:50:05.47 ID:0RatcqjDo
響「違いないね。ここにも変わった艦娘しか居ないし」

瑞鶴「待って。まさかそれって私も含まれてる?」

響「にゃぁにゃぁ」

瑞鶴「ッ!?」ビクンッ

五人「?」

瑞鶴「そ、そそそうねぇ……? 確かに変わり者ばっかりよねぇ?」

金剛「…………? えっと、とりあえず私は紅茶を淹れてきマース」スッ

利根「ぬ、金剛よ。ついでで悪いのじゃが我輩に紅茶の淹れ方を教えてくれぬか? 日本茶は飛龍に教えて貰ったのじゃが、紅茶の淹れ方も知りたいのじゃ」スッ

金剛「勿論デース! 一緒に淹れまショウ!」

利根「うむ! ありがたいぞ!」

瑞鶴「……へぇ。利根さんって紅茶にも興味あったんだ」

提督「最近は色々な事に手を出している。勉強熱心だよ。──ところでヲ級、お茶菓子は何を持ってきたんだ?」

ヲ級「ワッフル! 間宮さん、伊良湖さん、褒めてくれた!」スッ

空母棲姫「もうベタ褒めでした。甘い方も甘くない方も、初めて作ったとは思えないと言っていたわ」

長門「! ……確かに、良い香りだ」

瑞鶴「……ん? もしかして長門さんって甘い物が好きだったの?」

響「そうなんだ?」

長門「む……いや、そのだな……。…………嫌い、ではない……」

提督「そうか」

長門「……なんだ。悪いか? 悪いのか?」ジッ

提督「味の好みなど個人差が激しいものだ。好みで人を左右するようなものでもないだろう。食の好みに口を挟むような者はここには居らんよ」

長門「……そ、そうか。うむ。そうだな。味覚で人は決まらない」

提督「ああ。だから、これからは間宮と伊良湖が甘味を振舞った時も遠慮なく口にして良いぞ」

長門「〜〜〜〜〜〜っ!」

提督「恥ずかしがる事でもない。どうせ向こうでは口にしたくても出来なかったのだろう? ここならば誰も気にせん。むしろ、間宮も伊良湖も手を付けない事から甘い物が嫌いなのかと思っていると言っていた」

長門「……変ではないのか?」

提督「どこが変になるんだ。さっきも言ったように好みなど個人で大きく違う。堂々としていれば何もおかしく思われん。むしろ変に気にしていると周囲もおかしな目で見るぞ」

長門「なるほど……ふむ……」

提督(……長門も頑固な子か。……いや、プライドが高いのか? 自分の好きな物を抑えつけても仕方が無いだろうに)

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