42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 23:07:06.83 ID:RnBvvHTn0
「へい、お待ち!」
一人の男子生徒の袖をガッチリとキープした涼宮ハルヒが的はずれな挨拶をよこした。
俺の姿を確認すると満足げに頷き、
「一年九組に本日やってきた即戦力の転校生、その名も、」
言葉を句切り、顔で後は自分で言えとうながす。
虜囚となっていたその少年は、薄く微笑んで俺たち三人のほうを向き
「古泉一樹です。……よろしく」
さわやかなスポーツ少年のような雰囲気を持つ細身の男だった。如才のない笑み、柔和な目。適当なポーズをとらせてスーパーのチラシにモデルとして採用したらコアなファンが付きそうなルックス。これで性格がいいならけっこうな人気者になれるだろう。
「ここ、SOS団。わたしが団長の涼宮ハルヒ。そこの三人は団員その一と二と三。ちなみにあなたは四番目。みんな、仲良くやりましょう!」
いつの間にか俺や長門も彼女の中では団員に加えられていたようだ。
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