過去ログ - 花陽「その柔らかな細腕で」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 23:08:33.23 ID:Fuq4CkdS0
 その声音は明るい。

 だが、深い間柄である花陽にはわかってしまう。彼女は無理をしている。

 自分が重荷になっている。

 自己嫌悪が花陽の内心を駆けた。わたしが居なければ、そんな思いが膨れ上がる。

 いや、結局のところ、自分の死をもって自分が楽になりたいだけなのだ。

 嫌悪、嫌悪、嫌悪。自らに対するそれが、指数関数的に大きくなっていく。


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