過去ログ - まだ、題名がない青い春の物語 U
1- 20
7: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:18:27.71 ID:pDYEsDFjo

俺は、正直傷つきたくないという思いを青春にささげていた。
東福寺さんを突き放していたのもそうだ。彼女を傷つけたくないと思っていたのもあるし
いずれ、目が覚めて「さようなら」と言われることを尋常じゃなく恐れていたのもある。
だが、どんなに彼女を突き放しても、彼女は好意を寄せてくれた。
以下略



8: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:19:15.16 ID:pDYEsDFjo
詰まるところ、お互いに別れを切った瞬間であった。
俺と彼女との青い話はここで終わる筈だ。もう取り戻す必要は無いのだ。

『彼女は、俺を嫌いになったのだから』

以下略



9: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:21:04.07 ID:pDYEsDFjo
クラスの連中もずいぶんとこういう話は好きみたいだな。
俺もこういう状況の奴がいたら、直接聞きはしないだろうが、こぼれた情報を逃したくは無いと思うんだろうな。

クリスマスライブなんて呑気なことを考える余裕は無さそうだ。
そもそもこのライブは自己満足な話だった。聞き届ける人が少なからずいた。
以下略



10: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:21:40.43 ID:pDYEsDFjo
「お前がいなくなったら、バンド成立しないだろうが!」

「いや……」

「お前あれだろ、東福寺さんと別れたから、やる気喪失して…」
以下略



11: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:22:54.27 ID:pDYEsDFjo

「……あの子は俺には向いていないのがわかったんだろ」
俺は気が変わりそうな思いをこらえ、必死に否定していた。


以下略



12: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:23:33.90 ID:pDYEsDFjo
親。
どういった話で東福寺さんはこういった流れになったのか分からない。
家で、関目くんと付き合いたいとか言ったのか、それとも結婚するとか馬鹿げたことを言ったのか
それとも、親がとても厳しくて、仲良くしている男の子がいると知った途端暴走したのか。

以下略



13: ◆MY5me9jWdo[saga]
2014/11/27(木) 20:24:09.92 ID:pDYEsDFjo
「えっと……」

「本当のこと言ったら、チューしてあげてもいいよ?」

「いや、その……」
以下略



14: ◆MY5me9jWdo
2014/11/27(木) 20:26:07.95 ID:pDYEsDFjo
【続く】

とりあえず以上です。
完結をさせたいと思いスレ立てました。エタっては今まで完結させたこと無い
己の弱さをまたしても晒すことになりそうだったためです
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/27(木) 20:31:50.91 ID:+90w4J7Oo
突然ですが、宣伝です!




以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/28(金) 02:42:23.20 ID:YDBJwLj7o
待ってた


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/18(木) 23:29:35.88 ID:jmgItBNHo
おつ
完結目指して頑張ってくれ


47Res/23.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice