過去ログ - 城ヶ崎美嘉「アタシが二十歳になったら」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:47:31.68 ID:8uKLEhKVo

「それでは、CGプロダクション三周年お祝いパーティを始めたいと思います!」

 マイクを持ったちひろさんが、そう言って高らかに宣言をする。

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:48:51.62 ID:8uKLEhKVo

 そこは、子供向けのコーナーなのだろう。

 ジュース類やお菓子類が置かれたテーブルの方へと数歩歩いてから、ふと立ち止まる。

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:50:05.55 ID:8uKLEhKVo

「こら」

 軽い声の響きで咎めるような声。

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:51:02.77 ID:8uKLEhKVo

「あっ、酔っ払いだと思って、そういうこと言っちゃう? これは中々手ごわい非行少女っ」

 そう言って陽気に笑う早苗さん。

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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:51:53.62 ID:8uKLEhKVo

「あっ、だ、大丈夫だった? ごめん、美嘉ちゃん」

 力加減を間違えたことに気付いたのだろう、早苗さんが謝ってくる。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:52:41.98 ID:8uKLEhKVo

 アタシは何とか誤解を解きたかった。けれども、お酒のせいなのだろう。

 どうにも早苗さんには変なスイッチが入ってしまっているようだ。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:53:39.38 ID:8uKLEhKVo

「……美嘉君、そんな風に大人をからかうのは余り感心しないぞ」

 口調こそ優しさを感じさせるものだったけれど、その言葉は明確にアタシを窘めていた。

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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:55:03.53 ID:8uKLEhKVo

 アタシは一つ息を吐いて、二人を見る。

「アタシが二週間前に誕生日だったこと、二人は知ってる?」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 23:55:46.92 ID:8uKLEhKVo

「17歳でしょ。だからお酒は飲んじゃ駄目」

 アタシは一瞬、早苗さんが何を言ってるのか理解できなかった。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/28(金) 23:56:18.51 ID:y9BpLZ8AO
(アカン)


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