3: ◆eBX.lrCXD2[sage]
2014/11/29(土) 06:57:30.59 ID:QjnQwKd70
ある日 清澄高校
久「結局この高校には麻雀部に入ってくれる人はいなかったわね。暇だわー」ぽけー
男子生徒「おーい一太。悪いけど俺、部活行かないといけないから、このプリントを職員室までくれないか?」
一太「いいですよ」
男子生徒「いつも悪いな」
一太「気にしないでください。どうせ僕は帰宅部で暇ですから」
男子生徒「今度なんか奢るわ。それじゃ」
久「……ねぇ内木くん」
一太「なんですか?」
久「あなた、いつもそうやって誰かに仕事押し付けられてるけど、大変じゃないの?」
一太「いえ。慣れてますから」
久「慣れてる?」
一太「僕の幼馴染がすごくガサツな性格で、よく僕が代わりにやったり手伝いや後始末をしていたんですよ」
久「ふーん。それいいように使われてたんじゃないの?」
一太「かもしれませんね。けれど両親が仕事でいないと、日頃のお詫びにとよく晩御飯を作ってくれていたんですよ。あいつは手先はかなり器用ですから」
久「へー。そうなの」
一太「竹井さんもなにか困ったことがあったら僕に言ってください。力になれることなら協力しますよ」
久「優しいのね。そのうち頼むわ」
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