過去ログ - 【モバマス】飛鳥「ちょっとボクの暇つぶしにもらえるかな」【百合】
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◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:50:35.08 ID:l3VOO6kDo
しかも、今二人の間で流行っているのは下を二重三重に絡ませるというちょっとした遊びみたいなディープキスなんだ。
遊び始めたのは、普通のディープキスもそれなりに回数をこなしてしまったからというのもあるが、
ええと、始めたのは一体どっちからだったっけ……。
まぁ、とにかくボクと蘭子のどちらかがそんな遊びを始めてしまったがために、唇から唾液が垂れるわ、
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:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:52:11.31 ID:l3VOO6kDo
あえて今まで伏せてきたけど、ボクは健全でおしとやかでラブラブな、そんな恋愛を望んでいるんだよ。
体をまさぐり、いじり、嘗め回し、快楽に溺れるなんて不健全で畜生で鬼畜みたいな事、全く望むべくもないね。
それを踏まえて考えると、ディープキスはかなり、とてつもなくギリギリのライン、綱渡りだ。
だって、唇って性感帯の一つに数えられるんだよね?
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12
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◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:53:24.35 ID:l3VOO6kDo
どうしても気になるのなら意中の相手の一人でも見つける事だね。そうでなくても、君にはお金があるだろう。
ん……そんな不健全なまねはできないって? なんだい、それ。ボクの口真似かい?
……ちょっと血の巡りが早くなったかな。いや、気にしないでくれ。ボクもちょっと言いすぎた。
ああ、でもおかげで何の話をしていたのかさっぱり分からなくなってしまったよ。
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13
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:54:12.40 ID:l3VOO6kDo
「んん、ん」
うん、まだ続行中なんだ。今回はいつもよりちょっと長めだったからね。
どれくらいかというと、唇の真下にあったボクのショートパンツが漏らしたみたいに唾液でびちょびちょになったくらい、かな。
「ぷはっ……」
以下略
14
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:55:43.03 ID:l3VOO6kDo
ボクが男の子なら、童貞だとからかう事もできただろうにね。まぁでも処女ではあるよ。うわっ、君が照れてどうするのさ。
正直、かなり引いた。今風に言えば、ドン引き。今すぐ輪廻転生の儀を執り行って、女性に生まれ変わるといい。
「……蘭子?」
蘭子が動かなくなった。と、思いきや蘭子は顔をもぞもぞと振り始めた。じゃない、手でボクの乳房を撫でていたんだ。
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15
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:56:57.06 ID:l3VOO6kDo
そんな、口に出すのも憚れるような状況にありながら、ボクがただ蘭子を見つめる事しかできないでいると、
蘭子はボクの胸を揉み始め、その蒸気した顔をこちらに向けたんだ。
想像してもみなよ、あの蘭子の愛らしい顔が自分の胸を辺りにあって、しかもクリクリとした目がこっちを上目使いに見ているんだ。
もう、こんなのどうにかならない訳がないよね。うん。
以下略
16
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:57:55.86 ID:l3VOO6kDo
「んー!」
と、蘭子が激しい抵抗を見せて、無理やり首から上だけを動かし、ボクへ頭突きをするかのようにキスをしたんだ。
それはもう、貪るように。口内の唾液という唾液。粘膜すらも舐めとらんとする激しさ、猛烈さでボクの唇を味わっていたんだ。
ボクはさすがに、何かがおかしいと思った。
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17
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 11:59:14.14 ID:l3VOO6kDo
でもそのときは後悔の気持ちよりもこの不自然な状況に対して、
どうにかしなければという思いのほうが勝っていたから、とにかく蘭子に正気を取り戻してほしい一心だった。
「おかしいよ、こんなの」
ボクの言葉じゃない。蘭子が言ったんだ。
以下略
18
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:01:00.22 ID:l3VOO6kDo
うん、殴った。グーで。
渾身の右ストレートさ。
思わず手が出たっていうのは本当なんだけれど、それにしてはちょっとえげつないくらいこぶしの効いたストレートだったかもしれない。
結果、蘭子は思い切り仰け反ってそのまま仰向けにノックアウト。
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19
:
◆.a5aH6WtmReM
[saga]
2014/11/30(日) 12:02:00.63 ID:l3VOO6kDo
「……ごめん」
ボクはとりあえず、といった調子でそう言った。
なんだい、その顔。やれやれ、みたいなそれ。やめてくれるかな。
これから淡々と、地の淵を跋扈している闇の住人も号泣する感動物語を語ろうとしているのに、そんな風にやけに大人ぶった、
以下略
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