過去ログ - P「ティッヒー☆ミ Pチャン実は帰ってきてましたー!」貴音「」
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124: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:33:20.96 ID:j0EDx3Nvo
P「《あれだから、これだから》《あれではないから、これではないから》……一見正反対のようにも見えるそれらは、因果の振り子の上では同じ一つのものだ。
 だから千早、お前は中道を行くんだ。善悪の、正負の、足し算と引き算の振り子を乗りこなすことより、ただ中庸であることのほうがはるかに尊く、そして揺るぎない」

P「……《吾唯足るを知る》《Enough is enough》……昔の人は良い言葉を残してくれたもんだ。
 中道を行くということ、それはいまここにあるものを淀みなく見つめ続け、そんな己を生かしてくれている森羅万象万物一切に感謝のこころを持ち続ける道だ。
 そしてお前は今この瞬間にだってその道を選択することが出来る」

千早「……」

P「お前の才能とこの歌なら、きっとそれを表現できるはずだよ」

千早「……」グッ

P「……さて、そろそろ戻らないと。さすがにこれ以上はもう待ってもらうわけにもいかないし。いけそうか、千早?」

千早「やれるとはいえません。だけど、今こそ歌ってみたいとも思います」

P「さすがは千早だ。それじゃあ、最後に宿題を一つ残しておこう」

P『過去はかつて今だったもの、未来はいずれ今になるもの。ならば《今》とはなにか?』

P「その答えを見つけ出せれば、お前は世界一の歌手にだってなれるよ」

千早「……」

P「さあ行ってこい千早! お前にしか歌えない歌を世界が待ってる!」クシャクシャ

千早「……」ペコリッ

スッ

タッタッタッ……

駆けていく千早

自販機の前、一人取り残されるP


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