過去ログ - P「ティッヒー☆ミ Pチャン実は帰ってきてましたー!」貴音「」
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107: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/01(月) 00:28:03.92 ID:HBFd/t3vo
千早「……プロ……デューサー……?」

P「……ああ。ただいま、千早」

千早「っ」
以下略



108: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/01(月) 00:28:47.89 ID:HBFd/t3vo
いたずらっぽく笑う千早。魅力的な表情。

P、千早の両肩に手を乗せて少し距離を取り、微笑む千早を嬉しそうに見つめる。

P「……いい表情が出来るようになったな、千早。それだけで今のお前の歌声が聞こえるようだよ」
以下略



109: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/01(月) 00:38:30.02 ID:HBFd/t3vo
さしあたって今日はここまでです。こうして見比べると最初の頃と文体が全然違いますね。
今は適度な割合で地の文を入れて行けたらいいなと思っています。とにかく少しでもいいものを書けるようになりたいです。

前のスレはHTML化希望届けを出してあるので、いずれ消えると思います。

以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/01(月) 05:51:02.14 ID:p6QSSEfkO
乙です



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/01(月) 16:33:32.51 ID:uh1RzDQ/O
ゴミss


112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/18(木) 01:28:11.09 ID:HWnPZjNto
なかなか


113:>>1 ◆/3O2hHOrpYsz
2014/12/19(金) 01:48:57.04 ID:TwBcLRVh0
>>1です。
すみません、年末商戦で仕事がクソ忙しくなっているのと、千早との対話が思いのほかうまくいっていないのとで、まとまった更新にはもうしばらく掛かりそうです。
来週の頭にはもう少しだけ続きを投下出来るようにしますが、こんなゴミSS(直球)を読んでくださっている方があればもう少しだけお待ちいただければ幸いです。本当にすみません!


114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/19(金) 05:54:45.61 ID:IDIeVDMVO
待ってます


115: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:24:34.41 ID:j0EDx3Nvo
>>1です。

量は少ないですが投下していきます。

>>108からの続きです。


116: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:25:07.22 ID:j0EDx3Nvo
P「バラードか。この様子だと……最後の大サビ、ここんところで引っかかってる?」

千早「! そうです、大切な人とのいい思い出まで捨ててしまう理由がどうしても分からなくて……!
 私なりにこの曲は恋の危うさというか、過去の辛い恋を乗り越えようともがく女性の想いを歌った曲だと解釈しているんです。
 歌詞の中で芯の強い一面も描かれているので、女の子というよりはきっと私よりも年上の……ちょうど音無さんくらいの年齢の女性で……せつない曲調なんですけどどこか温かみのあるオケが特徴で、この「思い出を捨てる」という表現を除けば全体的に前向きで力強い歌……。
以下略



117: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:25:39.29 ID:j0EDx3Nvo
千早「……むずかしいですけど……多分、最後の一行だと思います。澄み渡る空の淵というのはきっと綺麗な場所ですから、そこに思い出を置いて先に進んでいくという意志を表して……」

P「なるほどな。ちなみに俺はココだと思う」

P、《あれでもなくて これでもない》の部分を指差す。
以下略



118: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:27:37.72 ID:j0EDx3Nvo
P「……さて。そうか、先生はこれを自分で考えろと言ったのか。なるほど、実にあの人らしい」クスッ

P「とはいえ時間もあまりないようだから簡潔に答えだけを教える。だけどその答えの先には、もう一つ別の答えがある。それを念頭に置いて聞いてくれ」

千早「は、はいっ」ビシッ
以下略



119: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:28:28.67 ID:j0EDx3Nvo
P「過去が宝物のように見える理由、それは《いま》からの乖離だ。過去を脚色し、意味を与えて額縁に入れ、心の中の鑑賞室にしまい込んだ。そしてあるとき、それを良い思い出と呼ぶことにした」

P「その《良い思い出》を鑑賞しにいくために《ここ》を離れてしまっている……言わば過去に逃げ込んでいるってところかな。それが《いま》からの乖離だ」

千早「……そんな……誰にだって大切な思い出はあります。私だって……」グッ
以下略



120: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:28:55.78 ID:j0EDx3Nvo
P「いいかい、《お前の思考はお前そのものではない》。思考の言葉に遮られてはいけないよ。思考とはあくまでもお前の従者であり、便利な道具だ。
 ゆえに《お前は思考に仕えてはならない》。思考によって定義された自分を思っても、それは《どこにもいない誰でもない何か》の表面を撫でているだけに過ぎない」

P「なぜといって、定義とはすべからく記録から生まれる。そして人が何かを記録するとき、それらは皆一様に何かが乱れた時だ。
 日記から事件簿、日本史や世界史、人類史から母子手帳に至るまで、そのすべてが《騒乱》の記録にほかならない。なにも起こらない、全てが調和している時の記録は残らないし、残らなくていい。残す必要がないからだ。
以下略



121: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:29:26.23 ID:j0EDx3Nvo
千早「……なんだか不思議な話ですね。まるで四条さんと話しているような気分です。それでも、あなたが言いたいことは分かるような気がします」

千早「いままで私だと思っていたものがすべて思考が創りだしたマボロシのようなものだったということですよね。それはなんとなくわかりました。
 それでも私はなにか言葉がほしいんです。かつての私にとってあなたがそうだったように、自分の名前よりも確かに自分ことを示す言葉……そんなものがあれば、ですが……」

以下略



122: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:31:16.34 ID:j0EDx3Nvo
千早「……」

P「なあ千早、こんな話を知っているか? どこの国の赤ん坊でも、必ず虚空を指差して《タ・タ・ター》と声を出す時期がある。
 その時赤ん坊は、《あれでもなくてこれでもないもの》を指している。彼女がたどり着いた答えは、この《タタター》に近い」

以下略



123: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:31:59.17 ID:j0EDx3Nvo
千早「……あれでもなくて、これでもない……それが彼女の答えなら、なんだか少し寂しい気もしてしまいます。それと同時に羨ましくも思える。彼女のその、強さが」

P「……」

千早「……一時期、プロデューサーがアメリカに発ってしばらくしたころ、ずっと考えていたんです……どうしてあなたが、プロデューサーが私のそばにいないんだろうって」
以下略



124: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:33:20.96 ID:j0EDx3Nvo
P「《あれだから、これだから》《あれではないから、これではないから》……一見正反対のようにも見えるそれらは、因果の振り子の上では同じ一つのものだ。
 だから千早、お前は中道を行くんだ。善悪の、正負の、足し算と引き算の振り子を乗りこなすことより、ただ中庸であることのほうがはるかに尊く、そして揺るぎない」

P「……《吾唯足るを知る》《Enough is enough》……昔の人は良い言葉を残してくれたもんだ。
 中道を行くということ、それはいまここにあるものを淀みなく見つめ続け、そんな己を生かしてくれている森羅万象万物一切に感謝のこころを持ち続ける道だ。
以下略



125: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:37:24.92 ID:j0EDx3Nvo
P「」ハァ

P(……《そっ啄同時》……やってみるとこんなにも難しいものか……)

P(最後に出した宿題……答えの先のもう一つの答え……千早ならきっと気づいてくれると思う)
以下略



126: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:39:50.83 ID:j0EDx3Nvo
今回はここまでです。

年内に完結…とまでは言わずとも、もう少し更新できるようにしたいと思います。

せめて千早篇だけでも締めくくっておきたいところです。
以下略



127:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 15:16:54.72 ID:MmGnIYcGO

待ってるよ


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