過去ログ - 一ノ瀬志希「キミに惚れ薬を試してみたい」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/30(日) 22:10:12.99 ID:Z4pkIzXCo

地方ロケの帰り道。あたしとプロデューサーは、営業車のセダンで二人きり。
高速道路は、どこかで事故でも起きたのか、ひどい渋滞になっていた。

「ねーねー、もしかしなくてもお疲れ? 志希ちゃんが運転代わったげよーか?」

プロデューサーに提案してみたら、バッサリ却下されちゃったー。
ちょっとソレどーゆー反応? そりゃあ日本ではあんま運転してないけど、
あたしのハンドルさばきがそんなに心配か!

「どうせあたしも、今夜は事務所の仮眠室借りるし、少しぐらいあたしに任せて寝ときなよー。
 最近みんな調子いいから、キミの忙しさも一段とスゴイことになってて、あたしも迂闊に失踪できなくなったぐらいだし」

と提案してみたけど、プロデューサーは運転席をどく気配がない。
アイドルが運転してて万が一事故ったとしたら、過失ゼロでも面倒臭いんだと。
ちょっとはあたしに甘えて欲しいんだけど、まぁ許す。今日の志希ちゃんはゴキゲンなんだー。

「退屈かってー? 退屈ですよーもう。隣にいるのがキミじゃなかったら、即オサラバだね!」

隣にいるのがプロデューサーでも、他の日だったら、
クルマのなかを転げまわるぐらいはしちゃってたかもね。



でも、あたしは全然退屈じゃないよ。
これからやろうとする実験のせいで、心臓がドキドキして仕方がないんだ。


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