過去ログ - 海未「夜の果てへと旅立ったあなたへ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:21:32.63 ID:2hBFblv8o
時はめまぐるしく過ぎていきます。
気づけば凛たちも大学を卒業する頃で、
ことりは表参道とフィレンツェのオフィスを往復する日々、
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:22:08.94 ID:2hBFblv8o
「――みちゃん、海未ちゃんっ!」
懐かしい声が聞こえて、目をさましました。
ぼやけた焦点が少しずつ合わさると、
以下略
13
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:22:45.31 ID:2hBFblv8o
「海未ちゃん、大丈夫?」
「今日でその言葉、二回目ですね」
こんな風に冗談で返すのも、あれから少しして身につけたことです。
以下略
14
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:23:21.63 ID:2hBFblv8o
「海未ちゃん。ちょっと、眠ってた方がいいよ」
子供じゃないんですから、
とごまかしそうな私の手をことりが掴んで、じっと見つめます。
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:23:57.95 ID:2hBFblv8o
ほのか、ほのか、ほのかぁ……
私は、
あの子の名前を何度も呼びながら、
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:24:34.29 ID:2hBFblv8o
あの夜よりも少し前、たしか二人のことを知った辺りの頃です。
音を立て、舌をからめあい、
指と指を重ねて一心不乱に求め合う様に、
以下略
17
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:25:10.66 ID:2hBFblv8o
私は、……あんな風に、幸せに満たされた顔をしたことがあったでしょうか。
ことり、私はいま、幸せなのでしょうか?
以下略
18
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:25:46.98 ID:2hBFblv8o
泣き疲れて落ち着いた私のうわごとに、ことりが相づちを打ってくれます。
私は、
……穂乃果と雪穂を、見捨ててしまった、
以下略
19
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:26:23.30 ID:2hBFblv8o
しばらくの間、夢をみていました。
穂乃果とことりと手をつないで、どこかへ遊びに行く夢。
以下略
20
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/01(月) 14:26:59.61 ID:2hBFblv8o
また来るからお話ししようね、
絶対だよ、
と指切りを交わしてことりはオフィスへと戻りました。
以下略
21
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/12/01(月) 14:33:20.03 ID:5qkky3LMO
んー
及第点といったところか
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