過去ログ - ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
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60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/08(月) 22:42:29.49 ID:ySO0riXv0
そのままの足で、野党騒ぎが多い街道を二人は歩いている。

女兵士「そんな固くなっては、いざという時に動けないぞ」

ウェイター「俺はあんたと違って、実践の経験はそんなないんだよ」

彼自身、武器を普段持つわけではないが、街中での商人の護衛を請け負うことはある。もちろん、それは治安のいい街中の話であって、危険な場所で戦闘をするために歩くことがあるわけではない。

女兵士「だが、それなりに武を学んだ立ち回りをしていると見受けられるが?」

ウェイター「…、それこそ気のせいだ」

暗く沈む顔、あまり触れて欲しくはないような、そんな雰囲気。女兵士も、どこか聞くことがはばかれるようなものを感じて、それ以上のことは追求しない。

もうまもなく、陽が沈もうとしていた。あたりは薄暗くなり、視界も悪くなっていく。


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