過去ログ - ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
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(SSL)
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2014/12/08(月) 22:57:14.68 ID:ySO0riXv0
聞こえてきたのは馬のいななきだった。それにわずかに遅れて人の叫ぶ声も聞こえてくる。
女兵士「行くぞ!」
先に飛び出した女兵士の後ろにつく形で、ウェイターも走り出す。この先で何か、おそらく襲撃されていることは想像するに容易い。彼は、そこにたどり着いたところで、何ができるのか、戦えるのか、いろいろ考えをめぐらせ、目の前のことに集中できていなかった。
以下略
62
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[saga]
2014/12/08(月) 23:15:30.79 ID:ySO0riXv0
結果としてウェイターは何もできないまま、骸が並ぶその場所を、ただ見つめていた。現実感のない、安全な街で生活する人間らしい反応。女兵士は何も言わずに、生存者がいないかを確認して、首を横に振る。
女兵士「本当に皆殺しだな」
ウェイター「そう、か」
以下略
63
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[saga sage]
2014/12/08(月) 23:16:11.32 ID:ySO0riXv0
いったんここまで
64
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[sage]
2014/12/08(月) 23:44:43.16 ID:HmFyXUodO
乙
65
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[sage]
2014/12/10(水) 00:38:24.77 ID:zaGkAXKOO
乙!
66
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[sage saga]
2014/12/10(水) 12:57:24.09 ID:tOkqHzVAO
>>64-65
!
67
:
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[saga]
2014/12/10(水) 13:16:33.41 ID:tOkqHzVAO
ウェイターは、宿に戻りさっきまでのことを考えていた。
外に旅をするということは、こういった危険に直面することは避けられない。その時、自分にそれが出来るのか、自問自答する。
彼の頭によぎるのは、あの日、あの時、自身が――。
以下略
68
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[saga]
2014/12/10(水) 13:23:10.13 ID:tOkqHzVAO
女兵士「遅くなってすまない。私達も族ではないか、疑われてしまってな」
ゆっくりと首を振り、そのままの格好でベッドに女兵士は腰掛けた。
女兵士「震えはまだ収まらないようだな?」
以下略
69
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2014/12/10(水) 13:32:05.19 ID:tOkqHzVAO
ウェイター「……」
彼女が理知的であることは、このわずかな間でウェイターも十分にわかることだ。しかし、その彼女が明らかにその素養を持たないから人間に対して、勇者であると言い切るのかわからない。
それに、曖昧なままになっている魔王についても同様だ。何かしているわけでもない、しかも居場所も分からない。そんな存在を居ると断定している
以下略
70
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[saga]
2014/12/10(水) 13:37:50.80 ID:tOkqHzVAO
ウェイター「そう言えば」
女兵士「なんだ?」
ウェイター「なんで最初のヤツは捕まえて、今回は、その、全員殺したんだ?」
以下略
71
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[saga sage]
2014/12/10(水) 13:38:46.15 ID:tOkqHzVAO
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