過去ログ - 【艦これ】提督「なぁ、山城」 オイゲン「三つめです! ビスマルク姉さま!」
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937:書き方変えてみます ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/22(金) 22:01:05.53 ID:FemaEzqo0

あたり一面に凪の海が広がっている。空は快晴、この時期の、この地方としては大変珍しいことだった。日差しは強くもないが、何もさえぎる物がないため、、ゆったりと海の上に浮かぶ船、日本新海軍の艦艇『磯風』の船体を温めていた。

だが、暖まっているのは磯風だけではない。人型の機械が、駆逐艦磯風の後部甲板の上に膝とつき、憮然としゃがみこむそれも、同じように温められているが、装甲の持つ熱は日差しによるものではなく、エンジンが稼働しているために内部の熱によるものだろう。

以下略



938: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/22(金) 22:16:07.74 ID:FemaEzqo0

その胸部――二足歩行戦闘機のコクピット部である約1・3メートル四方という狭い空間の中に一人の男が押し込まれている。
黒の一見すれば袴のように見える服を着込んだ、左目から様々な配線を差し込んだ男、二十代後半の、幽鬼のように青白い顔をした男が押し込められていた。

そんな男――提督と呼ばれる男はぼんやりと各種機体制御を打ち込んでいたが、モニターの一部、そこに新たなウィンドウが映し出された。だが、灰色の画面には赤文字で01と書かれ、その下に『soundonly』と打ち込まれていた。
以下略



939: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/22(金) 22:22:51.74 ID:FemaEzqo0

それと、たとえ浮かれていようといまいと、これから始まるのは地獄なのだ、多少この程度は許容しなければならないから、と左目を機体に接続させて調整を続ける自分を納得させる。

そして、七分後、現にうかれていた男は地獄をみることとなるのだ。



940: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/22(金) 22:25:07.88 ID:FemaEzqo0
だめだ、めっちゃ眠い、倒れる

ごめんなさい、少ししか更新してないけど寝ます。

あと、安心してください、艦これ成分多めで書きます、主に装備だけど、絵師さまの落書きネタだけど


941:名無しNIPPER[sage]
2015/05/22(金) 22:47:45.60 ID:9VYTonR5o

気にすんな楽しみにしてる


942:名無しNIPPER[sage]
2015/05/22(金) 23:53:03.39 ID:JEVkVFPMO
おつでした。無理なさらず

落書きてことは…大艇ちゃんかな?


943: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/23(土) 22:04:17.80 ID:8UYxN6/G0
今日も更新


944:名無しNIPPER[sage]
2015/05/23(土) 22:09:17.40 ID:e1wQEDC/O
待ってる


945:名無しNIPPER[sage]
2015/05/23(土) 22:10:59.83 ID:oD/1K09+0
舞ってる


946: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/23(土) 22:24:06.75 ID:8UYxN6/G0

『通常モードより戦闘モードを起動……特別コントロール義眼の接続を確認、承認、これより通常戦闘モードよりマトリックスモードにて表示いたします』

どこまでも無機質な機械音声が流れると、次の瞬間コクピットの四方モニターを映し出す物が変わる。
それまで映し出されていた外の風景から一転、どこまでも1と0の支配するモニターへと一変した。だが、それに慌てる様子はない。なぜなら脳内に直接ダイレクトで、より鮮明に、否、機体と一体となったかのように、機体が観測するすべての光景を縮小してはいるが、すべてを伝えているからだ。
以下略



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