過去ログ - 【艦これ】提督「なぁ、山城」 オイゲン「三つめです! ビスマルク姉さま!」
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946: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/23(土) 22:24:06.75 ID:8UYxN6/G0

『通常モードより戦闘モードを起動……特別コントロール義眼の接続を確認、承認、これより通常戦闘モードよりマトリックスモードにて表示いたします』

どこまでも無機質な機械音声が流れると、次の瞬間コクピットの四方モニターを映し出す物が変わる。
それまで映し出されていた外の風景から一転、どこまでも1と0の支配するモニターへと一変した。だが、それに慌てる様子はない。なぜなら脳内に直接ダイレクトで、より鮮明に、否、機体と一体となったかのように、機体が観測するすべての光景を縮小してはいるが、すべてを伝えているからだ。

『どっすか? とりあえずここまで調整しましたけど』

さきほどの機械音声からまったく違う、似ても似つかない男の声、その声に頷くように、巨像は右手を挙げた。そして、甲板に置かれていた銃――到底人がもつ大きさからかけ離れた75mm突撃銃を掴む。

「パーフェクトだ、っていいてえが、ダメだな、特に問題ねえが、難を言えば右腕の関節とのダイレクトが甘い、コンマ数秒遅れがある。ムラがあるのはいいとはいえねえな」

それに応じながら、巨像はコンテナの中に格納された武器を掴み、左腕にも同じ突撃銃を構えた。



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