6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/04(木) 03:37:22.57 ID:qag8A9teo
振り子の幅はやがて縮まり、
私は穂乃果の手の中へ返るようにして、元の場所で停まります。
もう日付が変わる頃、
半分欠けた月は てっぺんまでたどり着いてしまいそうです。
言葉も、
息さえも静まりかえった その場所で、
そろそろ行きましょうか、と声をかけました。
穂乃果は小さくうなづいて、
私に顔を見せないうちに、公園の外へと引っ張っていきました。
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