過去ログ - 【R-18】古鷹「提督……んっ……ふぅ」【艦これ】
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18:RD[saga]
2014/12/04(木) 23:27:22.27 ID:a3RfATnM0
「提督、紅茶のおかわりはいりますか?」

「いや、もう終わるから大丈夫だ。ありがとうな」

提督は残りの書類をまとめ終えると、椅子から立ち上がりました。

良くも悪くも、青葉のおかげで切り替えができたようで、提督はてきぱきと仕事を終えてしまいました。

でも、私はまだ……。

「提督、もう、おやすみになられますか……?」

「ん、ああ。そのつもりだよ? 君もずっとここにいて疲れただろう。休んでくれよ」

提督は変わらぬ笑顔を向けると、部屋を出て行こうとしました。

いいの、古鷹? あの特別な気持ちを、もう忘れちゃうの?

忘れたくない。そばにいたい。失いたくない。

「……ふ、古鷹?」

提督の背中に、私は身を寄せました。

「提督……今は……今夜だけは……あなたのそばにいてもいいですか?」

「えっ?」

「このまま帰ってしまうと、提督への想いを忘れてしまいそうで……」

「何を言うんだ!」

提督は私の両肩を掴み、しっかりと私の顔と向き合いました。

「古鷹、お前が好きだ。その気持ちは、絶対に変わらないぞ!」

「……はい。すごく、すごく嬉しいです」

きっと今、私の顔は真っ赤になっているでしょう。すごく、気持ちが火照ってきています。

「だから、嬉しい気持ちのまま……今宵は提督と共に分かち合いたいのです」

「古鷹……」

私たちはそのまま、再び口付けを交わしました。


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