92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:40:23.73 ID:JTJHbOAC0
P「よかないだろ? せっかく頑張ったんだから見せてみろって」スッ
貴音「あ」
P「って、あれ? なんだこれ」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:41:10.56 ID:JTJHbOAC0
P「わー、貴音泣くなって!」
貴音「いえ、これでいいのです。私の日頃の食事が、プロデューサーの心配を招いたのですから」ポロポロ
貴音「伊織も、響も、亜美も、真美もずっと小食で」
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:41:51.45 ID:JTJHbOAC0
P「貴音、ちょっと待ってろ」ダッ
貴音「ぷろでゅーさー?」グスッ
・
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:42:40.77 ID:JTJHbOAC0
@コンビニ前
P「悪い、待ったか?」
貴音「いえ、それより、こんびにで一体何を」
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:43:11.37 ID:JTJHbOAC0
P「ダイエットを強要するような真似してすまなかった」
P「それに俺は知ってるよ。食い意地だけじゃない貴音の魅力を」
貴音「……」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:43:40.93 ID:JTJHbOAC0
貴音「あなた様っ」ダキ
P「お、おい。こんなとこで」
貴音「お願いです、もう少しだけ、もう少しだけお傍に」ギュウ
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:44:09.71 ID:JTJHbOAC0
@深夜。コンビニの縁石に座る二人。
まだ温かさが残るカップ麺の容器を両手で握りしめ、
仄かな温かさを感じている。
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:44:44.45 ID:JTJHbOAC0
貴音「それに、月の逸話ならわたくしだって負けません」
P「ほほう、随分と自信ありげじゃないか。聞かせてくれよ」
貴音「ふふん。いいでしょう。では」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:45:11.11 ID:JTJHbOAC0
貴音「そして、今宵のように望月が最も近づく日」
貴音「すーぱーむーんと呼ばれる今宵は」
貴音「望月、すなわち望みが、この星に最も近づく日なのです」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:45:59.60 ID:JTJHbOAC0
P「……そんな日に、俺は。はぁ、後悔しても仕方ないけど」
P「今日は、悪かったな」
貴音「ふふ、何を言っているのです。今、貴音は幸福です。
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:46:30.66 ID:JTJHbOAC0
貴音「素敵な殿方とらぁめんを食せる事、それは何にも代えがたい幸福です」
P「P冥利に尽きる話だ」
貴音「そういう意味ではありませんのに」
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