99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:44:44.45 ID:JTJHbOAC0
貴音「それに、月の逸話ならわたくしだって負けません」
P「ほほう、随分と自信ありげじゃないか。聞かせてくれよ」
貴音「ふふん。いいでしょう。では」
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2014/12/06(土) 01:45:11.11 ID:JTJHbOAC0
貴音「そして、今宵のように望月が最も近づく日」
貴音「すーぱーむーんと呼ばれる今宵は」
貴音「望月、すなわち望みが、この星に最も近づく日なのです」
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2014/12/06(土) 01:45:59.60 ID:JTJHbOAC0
P「……そんな日に、俺は。はぁ、後悔しても仕方ないけど」
P「今日は、悪かったな」
貴音「ふふ、何を言っているのです。今、貴音は幸福です。
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:46:30.66 ID:JTJHbOAC0
貴音「素敵な殿方とらぁめんを食せる事、それは何にも代えがたい幸福です」
P「P冥利に尽きる話だ」
貴音「そういう意味ではありませんのに」
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:47:33.02 ID:JTJHbOAC0
いつの間にか握った容器から暖かさは消えていた。
けれど、不思議と冷たさは感じない。
肩先が触れ合いそうな距離。
冴え冴えした月光が二人の隙間を埋める。
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2014/12/06(土) 01:48:01.09 ID:JTJHbOAC0
@後日、事務所内。
律子「新ラジオの企画はこれよっ」
律子「春香と千早、絶叫カタストロフ! これは売れる!」グッ
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:48:37.44 ID:JTJHbOAC0
春香「千早ちゃんの言う通りだよぉ。それにラジオの仕事なんて私にはまだ敷井が高」
千早「敷井=部屋と部屋の隔たり=壁。春香、いい加減にして!」
春香「いい加減にしてほしいのはこっちだよ!?」
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:49:21.23 ID:JTJHbOAC0
亜美「おんやー、こりゃ雲行きが怪しくなってきたね」
真美「んじゃ逃げますか亜美!
亜美「へい、おやびん!」
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:49:51.67 ID:JTJHbOAC0
P「ウチは朝から騒がしいな」ヤレヤレ
貴音「プロデューサー」チョイチョイ
P「どした?」
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:50:37.97 ID:JTJHbOAC0
P「ん?」
貴音「今宵も、外を歩きませんか」
貴音「その。あなた様も一緒に歩いてくれると、わたくしの体調管理になって良いとおもうのです」
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2014/12/06(土) 01:51:05.89 ID:JTJHbOAC0
P「それにしても、スーパームーンっていうお祭り日和に連れてけば良かったよ」ガックシ
貴音「そんなことはありません」
貴音「あなた様と一緒なら、いつだって祭りのように浮足だってしまうのですから」
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