125: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/06(土) 21:45:37.83 ID:rQSpFBW+o
日が傾いたころ、少女の話はようやく終わり、彼女はすくりと立ち上がる。
「行くのですか?」
「えぇ、少しすっきりしたわ。ありがとう」
「その前に一つだけ提案があります」
その言葉に疑問を感じつつも、ほむらは先を促した。
内容を聞き、一度だけ問い返す。
友達に見せるような笑顔で一言告げた。
「そうね。お願いするわ」
そういって頷いた少女の笑顔はとても柔らかく、温かい。
十分後、ほむらは魔法少女へと変身して盾を回す。
時間の流れに逆らって彼女の姿がすとんと消えた。
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