126: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/06(土) 21:46:44.79 ID:rQSpFBW+o
ほむらの姿が消えると同時に病室の扉が静かに開かれる。
何も言わず、沈んだ様子で入室するのは、美樹さやかと志筑仁美だった。
織莉子は座ったままで首だけを動かして二人を見る。
少女の持っている水晶の中には暁美ほむらの記憶が渦巻く。
「御機嫌よう。暁美さんならもう行ってしまわれましたよ。ただ、言付を頼まれましたので、お茶でもどうですか?」
柔らかく微笑む少女の姿はまるで昔に戻ったようだった。
The end.
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