過去ログ - 【モバマス】小梅「カラスが鳴いた」
↓ 1- 覧 板 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/08(月) 00:58:23.85 ID:mqfR8aHG0
小梅ネタ
今までの
凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」
ex14.vip2ch.com
「――――かおる、いらない子なの?」
ex14.vip2ch.com
加蓮「アンタはアタシで、アタシはアンタで」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417793209/
まゆ「手作りまゆをプレゼント」
ex14.vip2ch.com
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 00:59:07.80 ID:mqfR8aHG0
ガァー ガァー
朝日と共に彼らは活動を始める。
甲高い鳴き声が睡眠を邪魔する。
眠りが眠気と変わり、意識が半覚醒し、カーテンの隙間から侵入する光に脳が反応してしまう。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 00:59:35.24 ID:mqfR8aHG0
小梅「(やっぱり、ヘルレイザーは名作...)」
DVDを鑑賞しながらのちょっと早めの朝食。
ふと、視線を感じ窓に目をやると、カーテンの隙間から黒いモノが見えた。
カーテンを開けると、ベランダの柵にカラスが一羽止まっていた。
朝の光に縁どられたどこまでの飲み込まれそう黒。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 01:00:42.61 ID:mqfR8aHG0
それからというもの、そのカラスは朝晩を問わずベランダに現れるようになった。
小梅「お、おはよう。今日も元気だ...ね」
そう挨拶をして、パンの欠片を投げる。
最近カラスは飛び去らずベランダで食事をすることが多くなった。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 01:01:42.45 ID:mqfR8aHG0
そんなある日。私は街を歩いていたらアイドルにスカウトされた。
なぜ自分がという疑問符が脳を駆け巡る。
だが、嫌な気分ではなかった。
小梅「ね、ねぇ。私アイ、アイドルに、スカウト、された」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 01:02:15.40 ID:mqfR8aHG0
アイドルになってからも、カラスとの交流は続いていた。
傍から見ればただの餌付けなのだが、私にとっては大事な時間へと変わっていた。
小梅「き、今日はレッスンが、上手く、いかなかった...」
良くないことも。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 01:02:57.23 ID:mqfR8aHG0
ある日の夕方。
カラスは2羽に増えていた。
まるで、私に紹介するように2羽は現れた。
小梅「そ、その子、あなたのお嫁さん...?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 01:03:30.48 ID:mqfR8aHG0
しかし、沈む気持ちに嘘はつけない。
事務所での待機時間、プロデューサーさんに指摘されてしまった。
P「なぁ。小梅。最近、元気ないみたいだけどどうしたんだ?」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/08(月) 01:04:02.87 ID:mqfR8aHG0
小梅「え?」
会話の流れとしてはおかしくない問いかけ。
そして、担当アイドルの交友関係を確認する素晴らしい質問だ。
小梅「(大切なひと。お父さん?お母さん?...多分、そういう質問じゃない...あ、いた)」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/08(月) 01:04:40.26 ID:mqfR8aHG0
以上です。
依頼だしてきます。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/08(月) 02:07:37.41 ID:CESDkzTWo
あ、あれ…?普通にいい話?それとも何か裏が…?(疑心暗鬼)
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/08(月) 22:23:25.11 ID:zTMtY1Kq0
ただのいい話にしか見えないからいい話でいいや
乙
12Res/6.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。