35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/14(日) 19:53:32.60 ID:F6x1vvEx0
「今日、ご両親はいるのかい?」
「はい! たしかごはんまでには帰るって言ってました!」
「これからご両親とお話しするのなら、俺も同席させてくれ。後日、事務所にもみんなで見学に来てほしい。じゃないとご両親も不安だろうしな」
「うっうー! ありがとうございまーっす!」
「ぐっ…………」
「プロデューサーさん?」
「いや、来ると覚悟してても、慣れないうちは結構効くなぁって……やよいちゃんの魔法」
「?」
よくわかりませんけど、プロデューサーさんはちょっと困ったみたいな顔で笑ってました。
「ああ、それと。これから事務所の仲間になるのなら、呼びやすいように呼んでくれ。さん付けなんてしなくていいからな」
「はい! じゃあ私のことも、やよいって呼んでください!」
「わかった。これからよろしくな、やよい」
「よろしくおねがいします、プロデューサー!!」
それから私たちはいっしょに、私のおうちに向かいました。
いきなり知らないお兄さんを連れてきちゃったから、みんなびっくりしてましたけど……それは笑ってごまかしちゃいました。
お父さんとお母さんを説得するのは私がやろうと思ってたんですけど、でもほとんどプロデューサーがやってくれて……
プロデューサーがすっごく一生懸命にお話ししてくれたおかげで、すぐにお話がまとまっちゃいました。
さすがギョーカイ人です! ぷろふぇっしょなるです!
やっぱりプロデューサーっていうだけあって、素人のデューサーとはちがうんですねっ!
だから、つまり、こうして私は……
アイドルに、なれたんです。
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