14: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/10(水) 22:01:04.77 ID:MsR9K0rH0
しえなは自分が突出したもののない人間だと自覚はしていた。
兎角には得意な事や、彼女にしか出来ない事もたくさんありそうで卑屈な気分になってくる。
兎角「そんなつもりはない」
そうだろうなと思う。
嫌味なんて言うほどしえなに興味はないのだろう。
でももしかしたら、普通じゃない人間は普通の生活に何か思うところがあるのかもしれない。
学校に通って、友達を作って、恋愛をして。
そう考えながら、しえなは苦い思い出を呼び出してしまった事に気が付いて嘆息した。
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