45: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/13(土) 01:03:34.21 ID:3Z2rwvsF0
兎角「殺す必要はない。私の目的は一ノ瀬を護ることだ」
怒鳴るしえなとは対照的に、兎角は静かな声ではっきりと告げた。
その声には強い意志が込められていて、後ろ暗い気持ちのあるしえなには分が悪い事は分かっていた。
しえな「それでも殺す可能性はあるんだ。それを一ノ瀬は平気で受け入れているんだろ。なにが違うんだよ」
兎角「平気なわけじゃない。自分が生きるための手段だ。それに一ノ瀬がどう思っていようと私には関係ない」
しえな「ボクだってそうだ。ボクはボクの居場所を守りたいだけだ」
それは紛れも無い、自分自身の意志だった。
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