47: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/13(土) 01:10:01.02 ID:3Z2rwvsF0
暗殺者が吐くセリフだろうかと、何か言い返してやるつもりで顔を上げるが、しえなはそこで押し黙った。
目を伏せる兎角から優しい空気を感じた。
兎角が自分を心配している事に気付いて、しえなは戸惑い、言葉をなくした。
しえな「……放っておいてくれ。ボクの決めたことだ」
突き放すような言葉しか出てこなくなって、しえなは兎角から目を逸らす。
椅子に座ると、俯いたまま顔を上げる事が出来なくなっていた。
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