過去ログ - P「・・・・」カチカチカチカチ春香「何やってるんですか?」
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◆wqfOesDLkE
[saga]
2014/12/10(水) 22:08:20.19 ID:Ur76MwqS0
P「・・・・」カチカチカチカチ
千早「プロデューサー?何やってるんですか?」
P「エロゲ」
千早「え、エロゲ!!??!?」
千早「み!未成年の前で!!ふしだらです!!」
P「やる?」
千早「やりません!!」
P「そう・・・」
そういうと彼女はそそくさとソファーの方に向かって行った
千早(まったく!どうしてあんな人が凄腕なのかしら…)
千早(あれ・・・これってもしかして…あの中の子みたいなことをやれば・・・気を引けるんじゃないかしら?)
しばらく何かを考えていた彼女は、立ち上がり、神妙な顔でこちらに歩いてくる
千早「・・・プロデューサー・・・」
P「ん?どうした?」
千早「ん・・・・・・ん・・・・」
P「?」
千早「んあー・・・」
P「・・・・」
千早「んあー・・・ん・・んあー」
P「もういい・・・」
俺は席から立ち上がり、今にも崩れ落ちそうな彼女の肩を支える。
P「もういい・・・もういいんだ・・・」
彼女はなおも続ける。
その声はまるで批判され続け、蓄積された鬱憤を晴らすかのように。
んあー
んあー
彼女は今もなお、その透き通るような声で鳴く。
そんな彼女を、俺はソファーに寝かせる。
P「お前は頑張ったんだ・・・」
千早「プロデューサー・・・」
どこか悲しそうな目で俺を見つめる千早。
まるで手に乗せた雪の様に、解けて消えてしまいそうな彼女の雰囲気に俺は息をのんだ。
潤んだ瞳の中には、俺だけが映される。
ソファーから垂れ落ちた彼女の長い髪を手ですくい、彼女の胸に乗せてやると、彼女はその手を掴む。
そしてそのつつましやかな胸に押し当てる。
彼女の鼓動が伝わる。
千早「プロデューサー・・・できれば私が起きるまでそばにいてください・・・」
か細い声で俺に自分の意志を伝える彼女を無下にできるはずもない。
俺がうなづくと彼女はニコリと笑って、瞼を閉じて眠りに落ちる。
孤高の歌姫・・・彼女をこう評した人間を俺は少しばかり憎む。
こんなにも弱弱しい彼女には、いささか重苦しい評価である。
願わくば・・・
願わくば彼女の眠りが、どうかいつまでも安寧の中にだけある事を祈ろう・・・
P(もういい・・・もういいんだ・・・)
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