過去ログ - A国兵「あ、私3枚ね」B「………ほら」
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37:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 02:00:07.25 ID:J9Yr7vZ40
リカ「うう、足が寒い…ね、一回出ちゃ駄目?」

ジョン「そんなことしたら今までの苦労が水の泡だ。あと1kmは覚悟しておけ」

リカ「ええーっ!!」
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 02:16:34.24 ID:J9Yr7vZ40
2人は川を迂回し、また森へ入ると寝床となりえる場所を探した。

リカ「ねえさっきなんでテント持ってこなかったのよ…」

ジョン「さっきも言っただろう、時間が……おお、俺たちは運が良いらしいな」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 02:21:10.73 ID:J9Yr7vZ40
ゴードン「……奴らはここから川へ入ったらしいですね」

レオ「奴らも頭が回るらしいな。まあ逃げようだなんて考えている時点でバカに決まってるけどな…まさにキレる馬鹿!」

ゴードン「とりあえず出た形跡が無い限り川の分岐点まで行きましょう。徒歩ならまだそう遠くへは言ってないはずです」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 23:08:14.81 ID:J9Yr7vZ40
火を付けると中は奥に広く高さは2mといった所で、気温も暖かく野宿よりはるかに文明的な暮らしが出来た。

ジョン「ここで寝袋を敷いておこう。食料はまだまだ余裕があるはずだからここからは交代で見張りだ。それぐらいならお前にも出来るだろう」

リカ「さっきの時はしてなかったのに?」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 23:26:04.71 ID:J9Yr7vZ40
ゴードンはふいに止まった。

ゴードン「レオさん、これを」

指を指した方向には直径10cm程度の欠けた石が転がっていた。
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 23:52:36.63 ID:J9Yr7vZ40
リカ「もうそろそろ交代じゃなーい!?」

ジョン「あと30分だ、それと大きな声を出すな、見張の意味がないだろ」

辺りはすっかり暗くなっていた。
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 00:12:49.28 ID:aIR7Usno0
ジョンが声に気付いた時には遅かった。
洞窟から出た先にはリカが謎の男に人質に取られている所だった。

ゴードン「お前達はリカ・バンデンハッスとジョン・ゲインズか?」

以下略



44:名無しNIPPER[sage]
2014/12/29(月) 21:01:24.18 ID:mK08fP2Ao
きてたか


45:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 23:02:09.92 ID:aIR7Usno0
ゴードン「何故貴様らは逃げようとした?仮にも敵国同士だろう」

ジョン「どうコンタクトをとったのかは監視カメラの映像通りだ。理由については分かってるはずだ。A国の内部事情は知ってるだろ?」

ゴードン「俺は誰を捕まえればどれほど貰えるかしか聞かない」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 23:11:28.06 ID:aIR7Usno0




レオは無数の枝を分け入っていくとほんの小さな灯りが見えた。
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2014/12/30(火) 21:03:44.41 ID:9LVJLCUv0
ジョン「……で、今に至る」

ゴードン「………」

ゴードンは裕福な両親の生まれで、小さな頃から映画の主人公に憧れていた。明確なイメージや具体的な人物像は無いがとにかく主人公になりたかった。
以下略



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