過去ログ - A国兵「あ、私3枚ね」B「………ほら」
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50
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/30(火) 21:53:59.77 ID:9LVJLCUv0
レオ「う…く……」
レオは意識を取り戻すと目を細めた。どうやら強い光を当てられている様だ
「おい貴様。何者だ!?」
以下略
51
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/02(金) 21:03:21.47 ID:iuZ60Dsk0
先頭のゴードンがバイクを止めた。
以下略
52
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/02(金) 21:32:23.34 ID:iuZ60Dsk0
レオ「降りろ!行け!行け!」
ヘリからロープが降ろされ数十名の兵士が訓練通り規則正しく着地した。
もはや暗視スコープは使用する意味が無かった、3人はしゃがみながら木の影に隠れて駆け巡る。
以下略
53
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/02(金) 21:47:08.43 ID:iuZ60Dsk0
ジョンが先頭を切り、その手首を力強く握られたリカが続いた。
ゴードンは一旦立ち止まり木と木の間を掃射し、それと同時に悲鳴が上がり、銃撃も少し弱まっていく。
ゴードン「ここじゃコレの方が相性がいい。____とは言え数が多過ぎるな」
以下略
54
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/02(金) 22:47:08.48 ID:iuZ60Dsk0
ジョン「ここだ」
そこは森を抜けた所にあった。一目見ただけでは壁の様にしか見えないが注意して観察するとカモフラージュされた扉が見える。
すると後ろから爆発音が聞こえた。
以下略
55
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/04(日) 22:11:22.77 ID:yTIaGSvx0
訂正
56
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/04(日) 22:11:48.55 ID:yTIaGSvx0
ジョン「ここだ」
そこは森を抜けた所にあった。一目見ただけでは壁の様にしか見えないが注意して観察するとカモフラージュされた扉が見える。
すると後ろから爆発音が聞こえた。
以下略
57
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/04(日) 22:57:08.61 ID:yTIaGSvx0
そう言った瞬間、分厚い鉄の扉が鼓膜を破る程の音を出し弾け飛んだ。
ゴードンがいち早く振り向くと兵士の1人がRPGを使用した事が分かった。
ゴードン「あっちもなりふり構っていられないか」
以下略
58
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/04(日) 23:11:50.50 ID:yTIaGSvx0
ゴードンは考えた。
自分はいつも主人公を夢見て決断してきた。
しかしこんな風なら、脇役でも悪くない。
今、生きる意味を見出した彼は深い満足感に満たされていた。
ほとんど笑う事が無かった口角は自然と上がり、大胆な動きをしても弾丸は彼を避けるかの様に当たらなかった。
以下略
59
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/04(日) 23:20:59.80 ID:yTIaGSvx0
こちらの武器はフラッシュが一つと小銃、拳銃のみであった。
MP5Kの残りの弾を数えると残り5発だった。それを既に撃ち尽くした拳銃のマガジンへ装填した。
今から倒れている兵士の武器を頂戴しよう物ならハチの巣になるのは確実だった。
残る案はフラッシュを投げ、この五発で前に飛び出す意外に無かった。
ゴードンは今ならその覚悟は出来ていた。
以下略
60
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/05(月) 03:38:05.06 ID:pdWtGkOF0
読み応えあってすごくいい。こういう世界観好きよ
61
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 21:13:44.90 ID:vW7+xw2X0
いくつもの曲がり角を迷う素ぶりもなくルーシーらは走っていった。ジョンはゴードンの銃声が次第に消えていくことと同時に自分達の危機も去っていくような気がした。
しかし今は取り残す彼のことを考えるのは後にせざるを得ない。
ルーシー「ここよ」
以下略
62
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 21:38:55.23 ID:vW7+xw2X0
鍵でドアを開け、中に入った。
ジョン「ここはあちらのどこだ?」
ルーシー「ホテルの地下よ。そろそろ朝だから人も増えると思うわ」
以下略
63
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 22:15:38.65 ID:vW7+xw2X0
ルーシーは震える手で銃を構えたがレオが見逃すはずは無かった。
ボスッとこもった音を発しジョンの前に銃を弾き出された。
レオ「お前は最後に殺すからやめとけ」
以下略
64
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 22:32:17.10 ID:vW7+xw2X0
弾はレオの頭に1発、腹部に3発命中していた。
顔は地獄を見てきたかのように苦痛で歪みきっていた。
ジョン「2人とも大丈夫か!」
以下略
65
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 22:43:41.23 ID:vW7+xw2X0
階段を上がり裏口から出た。辺りは既に明るくなっており、通りには通行人やバスが通っていた。
ビルやファーストフード店が並んでおり、朝の静けさもしばらくすると無くなるだろう。
リカ「これからどうするって?」
以下略
66
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 23:22:16.01 ID:vW7+xw2X0
一ヶ月後
以下略
67
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/06(火) 23:23:13.44 ID:vW7+xw2X0
ジョン「所でそちらはどうです?」
ブルース『ああ。君らが消息を絶ってくれたお陰で戦争は始まらずに済む様だ』
リカ「やった!」
以下略
68
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/06(火) 23:40:41.62 ID:gIcoA9sj0
乙
いいストーリーですた
69
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/07(水) 21:14:56.08 ID:S135jxjqo
みんなハッピーエンドで良かった
70
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/01/08(木) 22:25:50.16 ID:q3cOw2BD0
乙
展開早かったけど綺麗にまとまって良かった
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