過去ログ - A国兵「あ、私3枚ね」B「………ほら」
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54:名無しNIPPER[saga]
2015/01/02(金) 22:47:08.48 ID:iuZ60Dsk0
ジョン「ここだ」

そこは森を抜けた所にあった。一目見ただけでは壁の様にしか見えないが注意して観察するとカモフラージュされた扉が見える。
すると後ろから爆発音が聞こえた。

ゴードン「そこだ、走れ!」

リカ「ゴードン!」

なおも迫り来る銃撃の嵐から3人は肺が潰れそうになる程両足を働かせた。
するとゴールの扉が勢いよく開いて中から人が見えた。

「早く入って!」

ゴードン「……ッ!」

待ち構えていた者はブロンドのショートヘアーでに身を包んでいた。顔はよく見えなかったが声と胸の膨らみから女だと分かる。
3人は転げる様に入り込むと女は素早く鋼鉄製の扉を閉めた。

ジョン「はあ…はあ…あんたは?」

ゴードン「……これがルーシーだ」

ルーシー「まったく!あんたらの所為でもうここ使えないわよ…さっきのアレ正規の部隊でしょ?」

ゴードン「別に構わない。どうせもうここへは戻れないだろうからな」

ルーシー「でしょうね。貴方は私に借りがあるのにまだ増やす気?」

ゴードン「今回はそれ相応の金を渡すと言ったろ」

ルーシー「……ま、いいわ。とりあえずそこの扉を爆破される前に早く行くわよ。私この年で死にたくないもの」


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