12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/11(木) 17:58:58.81 ID:pTgsfhhR0
釣った魚を箱に入れ、再び糸を垂らす
その時北方が私の袖を引っ張った
「なんだ、集中できないからやめてくれ…」
「……それ、やりたい」
「お前、普通に話せるのか…」
黙り込んでいることが多かったもんだからてっきり話すことが相当苦手か、ほぼできないものかと思っていた
「釣りをしたいとな。別に構わんが、出来るのか?」
「…………?」
首をかしげやがった
「はぁ、全く…。ほら、こっちに来てみな」
とことこと寄ってくる北方
この姿を見てると、本当にコイツがあの深海棲艦だなんて忘れてしまいそうになる
「まずエサを付ける。次に針を海に投げ入れてひたすら待つ」
やってみろ、と促した
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