42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/13(土) 16:13:25.02 ID:LKVUnU1j0
何かを察した呉によって連れてこられた場所は、町の外れにある小さな居酒屋だった
「ここなら、人目を気にする必要はないぞ」
「ありがたい」
「いい匂い…する…」
呉が木製の扉に手をかけ開けると、暖かい橙色の光の満ちる落ち着いた内装が広がっていた
しばらくすると、奥から出てきた一人の女性が挨拶をしてきた
「いらっしゃいませ…あら、呉様でしたか」
「よう鳳翔、空いてるか?」
「はい、ご案内致します」
「じい、お腹空いた」
「先ほど握り飯を食ったばかりだろうに…全く」
「うふふ、ご注文が決まりましたら申し付け下さいね」
鳳翔と名乗る女性が微笑む
ただの女将にしては何か深いものを感じる
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