過去ログ - 櫻子「あかりちゃんが、泣いてた」
↓ 1- 覧 板 20
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:39:23.90 ID:5SZmKa2c0
あかり「櫻子ちゃん……」ぐすっ
初恋の相手に、櫻子を選んでしまった。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:41:01.31 ID:5SZmKa2c0
あかり(あかりは、櫻子ちゃんが好き……)
あかり(でもこの気持ちは……櫻子ちゃんにも、向日葵ちゃんにも、誰にも知られちゃだめなんだ……)
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:41:39.61 ID:5SZmKa2c0
あかり「さ、櫻子ちゃん……なんで……!///」
櫻子「いやー教室に忘れものしちゃってさ〜…………あれ?」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:42:21.05 ID:5SZmKa2c0
〜
あかり「はっ―――はぁっ――――」たったったっ
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:44:57.02 ID:5SZmKa2c0
そこからほんの1分も経たないうちに、曲がり角から櫻子が走って現れた。ひどく息を切らしている。
櫻子「向日葵! あかりちゃん来なかった!?」ぜぇぜぇ
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:45:43.16 ID:5SZmKa2c0
〜
コンコン
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:46:21.77 ID:5SZmKa2c0
しかし最近、ようやく手がかりを得た。
時折聞こえてくる悲しげな泣き声の中に、「櫻子ちゃん」という言葉が出てきたのを偶然聞いたのだ。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:47:20.94 ID:5SZmKa2c0
〜
部屋の明かりを全て消した中で、あかりはベッドに小さく体育座りをしていた。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:48:17.57 ID:5SZmKa2c0
小さく身を縮めて、あかりはベッドに横たわった。
サイレントマナーにしてある携帯電話は、今なお明るい光を灯しながら、静かに櫻子からの着信を訴えている。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:49:20.50 ID:5SZmKa2c0
櫻子(あかりちゃん……来るかな……)
翌日、櫻子は、あかりと会って話すためにいつもよりだいぶ早く学校に来た。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/11(木) 21:50:34.98 ID:5SZmKa2c0
あかり「っ……!」だっ
櫻子「ちょっ! 待って! どうして逃げるの!?」
48Res/32.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。