過去ログ - 阿良々木暦「ひなウルフ」
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17: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/12/11(木) 23:35:52.23 ID:ey41gLLW0



006



ちょ、ちょっと待ってくださいよ。
いきなりにも程があるでしょう。
なんなんスかこれは。

「遅いぞエピソード!」

「だってなんか抱き合ってていいムードだったしさぁ。邪魔しちゃいけないと思って」

家で寝て目が覚めたと思ったら外で、目の前には阿良々木さんといつかの金髪美人さんがいて、アタシはなんかキャバ嬢みたいな服着てるし、その上、

「お前……ひょっとして僕を密かに殺そうとしてないだろうな」

「なにそれ超ウケる。俺だってまだ臥煙さんに殺されたかねーよ」

とてもワンちゃんだなんて呼べない程にとてつもなくでっかい白犬がいた。
それに、顔を歪めて唸り声を上げ、見てわかるくらいにとても怒っていらっしゃるっス。

アタシ、犬は好きな方っスけど、さすがにあんなジブリに出て来そうなでっかい犬は勘弁っス。
なんと言いますか、じゃれ合うだけで心が折れそう。

「……まぁ、いいけどな。後はお前の領分だぞ」

「わかってるって。ワーウルフ退治なんて、三歳の時にマスターしてるぜ。ヴァンパイアにワーウルフにフランケンシュタイン退治は義務教育みたいなもんだからな」

「なにその英才教育!」

「しっかし、噛み跡っつーから吸血鬼かと思いきや、極東の犬コロかよ。やる気出ねー」

「文句言うな、仕事だろ」

「ま、いいか。たまには狼女っつーのもオツだよな」

そう言いながら、どこからともなく規格外の超巨大な十字架を取り出す金髪さん。
あれで撲殺でもするつもりなんでしょうか。
それはそれで見たいような見てみたくないような。



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