過去ログ - 娘「エルフは私のパパ」
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10: ◆VEKixXsFvlSQ[sage saga]
2014/12/12(金) 19:34:37.10 ID:KfAHCO1w0
○―後日― 少年エルフの喫茶店

商人「今までスマンかった、困ったことがあったら何でもいってくれ」

カランカラン

娘「やーーっと、帰ったわね」
少年エルフ「そういう事は言っちゃダメだよ」
娘「でもこれで、食材は問題なくなったわね」
少年エルフ「もらいすぎじゃないかな、今後もこの価格でいいって言われたけど、いいのかな」
娘友「いいのよ、これくらい。 親父はちゃんと計算してやってるから」
娘「友、一緒に帰ったんじゃなかったの?」
娘友「うん、でも『命の恩人』さんに改めてお礼したくてねー。 エルフさん」
少年エルフ「え、うん。 でもゴブリンを倒したのは娘だし、僕だけじゃないよ」
娘友「えぇ、でもあたしを鍋から助けようとしてくれたのはエルフさん、あなただしね」ギュ
少年エルフ「えっと、ちょっと」
娘友「もっと個人的なお礼をね」ン〜
バシコンッ
娘友「痛ぁ!」
娘「わたしには『個人的なお礼』は無いの?」
娘友「あるわよ、……その、恥ずかしいけど、『お母さん』って呼んでもいいのよん」
娘「……」ガッ

娘のアイアンクロー。娘友の頭が締め付けられる!

娘友「ギブッギブッギブッ!!」ギリギリギリギリ
娘「友、冗談は選ぶべきよ」パッ
娘友「つぅー、可憐な乙女にかける技じゃないわよ」
娘「誰が可憐よ、それに」ギュウゥ
少年エルフ「ん!?」

娘「エルフは私のパパだから、絶対ダメッ!!」

―― これは少年エルフと人間の娘の話 ――EiMD#10 end


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