過去ログ - セイバー「私は、切嗣の事が大好きですよ?」切嗣「……」
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◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 22:53:51.39 ID:rhptBb4e0
切嗣「サーヴァントと腹を割って話し合う……!?」
アイリ「ええ♪」
切嗣「アイリ、それは」
アイリ「抵抗があるのは分かるわ。あなたに言わせれば英雄達は『栄光だの名誉だの、そんなものを嬉々としてもてはやす殺人者』。嫌悪すべき対象ですものね」
アイリ「でもね切嗣。あなたの目的は聖杯を手に入れ、その力で恒久的な平和を達成する事」
アイリ「そのために今日まで……最大の効率と最小の浪費で、最短のうちに処理をつける最善の方法を選び続けてきたんでしょう?」
アイリ「なら、今回もそうすべきよ。余計な意地を張って流れる血の量を増やすべきではないわ」
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2
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 22:55:12.97 ID:rhptBb4e0
切嗣「……」
アイリ「あなたはセイバーの事を道具として扱う、と言ったわよね」
以下略
3
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 22:56:35.27 ID:rhptBb4e0
アイリ「切嗣、お願い。一人になろうとしないで?……怖がらなくても大丈夫よ。ここには私も、イリヤも、舞弥さんもいる」
アイリ「あなたの心が弱ってしまったのなら、私達が支えになる。先の見えない不安に襲われるなら、星明りになって照らしてあげる」
以下略
4
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 22:58:20.42 ID:rhptBb4e0
アイリ「ちなみに、もしワガママ聞いてくれなかったら私セイバーの胸の中で泣いちゃうかも」
切嗣「!?」
以下略
5
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:00:03.61 ID:rhptBb4e0
ーーアインツベルン城・給仕室
アイリ「さて、私は紅茶を作らなくちゃ。やっぱり仲良くお話しするなら、お茶が必須よね」
以下略
6
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:01:23.73 ID:rhptBb4e0
ーーアインツベルン城・客間
アイリ「おまたせセイバー!ごめんね、ちょっと準備に時間かかっちゃって。そのスーツ、やっぱり似合ってるわね」
以下略
7
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:02:50.45 ID:rhptBb4e0
セイバー「………………!」
セイバー(ふむ、これは中々美味しい。良い茶葉を使っていますね)
以下略
8
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:04:00.06 ID:rhptBb4e0
セイバー(そんなヘドロ沼のような目で見られても困るだけなのですが……)
切嗣「……っ」プルプル
以下略
9
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:05:14.98 ID:rhptBb4e0
アイリ「大変!セイバー、大丈夫!?今何か拭くものを持ってくるわ!」
セイバー「けほっ、けほっ……だ、大丈夫ですアイリスフィール。大事ありません」
以下略
10
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:06:10.99 ID:rhptBb4e0
切嗣「……これからは、ちゃんとはなしあって、なかよくいっしょにせいはいせんそうをかちぬいていきたいです。えみやきりつぐ」
アイリ「偉いわ切嗣、よく言えました!それこそあなたが行うべき最善の手段よ!」パチパチパチ
以下略
11
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:08:28.77 ID:rhptBb4e0
アイリ「さて。それじゃあ禊も済んだ事だし、まずはお互いの名前を呼び合ってみましょうか。コミュニケーションの基本は名前を覚える事だって、本に書いてあったわ」
切嗣「……アイリ、いつ敵の偵察用使い魔が来るともしれない。ここでアレの真名を明かすわけにはいかないんだ」
以下略
12
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:09:42.90 ID:rhptBb4e0
切嗣「………………セ」
アイリ「セ?」
以下略
13
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:10:48.15 ID:rhptBb4e0
アイリ「偉いわ切嗣。さぁ、セイバーも」
セイバー「改めてよろしくお願いします、衛宮切嗣。……これでいいのですか?」
以下略
14
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:11:49.14 ID:rhptBb4e0
セイバー「少しいいですか、アイリスフィール」
アイリ「あら、どうしたの?」
以下略
15
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:13:16.17 ID:rhptBb4e0
セイバー「いいのですアイリスフィール。切嗣がどうしても私を呼びたくないのなら、それで。私は彼の意志を尊重します」
セイバー「切嗣にとっては聖杯など、その程度の安っぽいプライドで逃しても惜しくない程度のものなのでしょう」
以下略
16
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:14:21.59 ID:rhptBb4e0
切嗣「セ、セイ……バー」
セイバー「聞こえません。幼子ではないのですから、もっと大きな声で言わなければ」
以下略
17
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:15:47.52 ID:rhptBb4e0
セイバー「……民草にそこまで懇願されては、王として動かない訳にはいきませんね。分かりました切嗣、手を貸してあげましょう」
アイリ「切嗣、力を貸してもらえるのだから、お礼を言わなきゃだめよ?」
以下略
18
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]
2014/12/12(金) 23:16:16.21 ID:gD34mP5AO
セイバーが愉悦部に……
19
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:17:15.09 ID:rhptBb4e0
セイバー(あぁ、私はどうかしている。人に責め苦を与えて喜ぶなど、支配者たる王としてあるまじき事……なのに……)
切嗣「……アイリ。僕はもう行く」
以下略
20
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]
2014/12/12(金) 23:17:47.14 ID:KKywAvrxo
あかんこの騎士王黒化しとる…
21
:
◆T2xwVKF1.XEi
[saga]
2014/12/12(金) 23:19:42.17 ID:rhptBb4e0
セイバー「さて切嗣。まずはあなたが聖杯にかける願いを教えてもらいたい」
切嗣「そんな事をお前に喋る理由は無い」
以下略
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