100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/20(土) 07:55:12.88 ID:DL0z8tZuo
背中に冷たい感覚が伝う。二人に出し抜かれたような、気がした。
二人して、私を笑っているのかしら。顔がかあっと熱くなる。
忍ちゃんの方へ目を向けると、偶然か、彼女も私の方を見ていた。
はっと、目を伏せる。目を伏せた先に左手の時計が静かに秒針を回していた。
私はその音に聞き入った。
私と彼との間には同じ時間が流れていて、赤い糸がかかっている。
それだけは疑わなかった。
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