26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/20(土) 07:00:36.73 ID:DL0z8tZuo
「……貴方にプロデュースしてもらいたかった」
「僕に?」
彼は丸めたスパゲッティを口に運び、なにを言うべきか迷うように咀嚼し、飲み込んだ。
「そりゃあ、また随分……情熱的な……」
困惑しつつも少しおどけたように彼は言った。
彼がスパゲッティを食べ終わるまでの間、沈黙がテーブルに柔らかく立っていた。
「ご両親はなんて?」
「まだ、なにも話してません」
「一応訊くけど、君が今日、東京まで出てきていることは知っている?」
「はい、知ってます」
これは本当。
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