過去ログ - 提督「私と一緒になってくれ……古鷹」
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10:RD[saga]
2014/12/21(日) 23:24:31.81 ID:6Qu5AGcp0
「では……古鷹」

「はい……提督!」

「「メリークリスマス!」」

真夜中なのでワインは控えて、普通のジュースで乾杯しました。

普段飲むジュースなのに、格別に美味しく感じました。

「すまないな。予算がオーバーしたから、ケーキもチキンもすぐそこのスーパーのやつしか用意できなかった……」

「いえ、私は……感激です」

用意されたもののなんて、関係ありません。

こうして提督と二人きりで、こんなパーティーを用意してくれるなんて。


「あ、ケーキすごく美味しいですよ!」

「そうか? スーパーとはいえ、少しはマシなものを選んだつもりだよ。よかった」

でも、こんなに美味しく感じられるのは、きっと提督と一緒だから……なんて、恥ずかしくて言えませんね。

「さすがにこんな時間にフライドチキンってのはマズいかなぁ」

「ま、まあ今日ぐらいですよ! 今日だけです!」

クリスマスパーティーに、カロリーを気にしたら負けです!

「こんなところを間宮さんに見られたら、きっと怒られるよな」

「そのときは、私たちでしっかりと謝りましょう!」

そんな、何気ない話をしていることが、私には幸せでした。

お互いに目を合わせるだけで、自然と喜びの笑みをこぼさずにはいられません。

提督との特別な時間を分かち合えて、古鷹は幸福です。


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