過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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147: ◆WtqXBsnRH2i5[saga]
2015/01/14(水) 04:33:40.82 ID:qsSqZod6O
まどか「…えっと、じゃあ、ほむらちゃんは…」

まどかがたじろぐ。
そう、ほむらは敵じゃない。

ほむら「…ごめんなさい、まどか」

ほむら「怖がらせちゃったわね」

まどか「…ううん、ほむらちゃん、学校で優しかったから」

まどか「…でもどうしてQBを狙ってたの?」

そう。
それが最大の難関。
どうやってショックを受けさせずに魔女化の真実を伝えるか。
伝えないとほむらの目的も信憑性がなくなってしまう。

さやか「これをみて」

私は「私」のソウルジェムを机に置く。
器は一緒だがそれは美樹さやかのものではなく。
間違いなく私自身の物だった。

杏子「…お前っ…!これっ…!」

一度絶望に落ちた魔法少女。
確かに私は今自我を持ち。
魔法少女のような姿をしているが。
それでも中身は魔女。
当然ソウルジェムはどす黒く濁っている。

さやか「あはは、「私」はこれがデフォなの」

マミ「大変!急いで浄化を…!」

さやか「どうして?」

そこをつく。
魔法少女として最大の疑問を口にする。
どうしてソウルジェムを浄化する?
魔力が使えないから?
使わなければいいだけ?
黒くなったら魔法が使えない?
黒くなったら、どうなるの?

マミ「…?」

さやか「…それはね」




さやか「魔女になるから」

時が、止まる。
ほむら以外が凍りつく。

さやか「ソウルジェムは濁りきると、グリーフシードになる」


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