過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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146: ◆WtqXBsnRH2i5[saga]
2015/01/14(水) 04:23:48.68 ID:qsSqZod6O
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さやか「…ん」

さやか「…ふぅ」

久々の感覚。
腕を動かすのも足を動かすのも自分の思いのまま。
嬉しい。
でもそれより。

さやか「…んっ…はぁ」

こんな美味しい紅茶をもう一度飲むことが出来る。
それが何より、嬉しいよ。

ほむら「…久しぶりね、さやか」

さやか「そーだね、ほむら」

二人して目を合わせてくすりと笑う。
二人しか知らない秘密。
それを共有しあってるかのような。
そんなくすぐったい感覚。

杏子「…なぁ、さっき言ったこと、本当なのか?」

マミ「そうね、信じ難いわ」

さっき言ったこと。
それはほむらが世界を繰り返してるということ。
そして私が前の世界の私だということ。

さやか「本当だよ、杏子」

杏子「な、なんか感じ違うぞお前…」

少し驚いてよそを向く杏子。
初い奴め。

さやか「私は、さやか」

さやか「前の世界の「美樹さやか」だよ」

絶望に飲まれ、世界を呪った魔法少女。
その成れの果て。
それが私。
前の世界の、美樹さやか。


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