過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
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26: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/24(水) 13:26:16.80 ID:/vbs3jlN0
猫耳「おっと!一旦そこまでにしてくんない」

魔法使い「!?」

知らぬ間にベランダに少年がいた。人間に似ているが、耳は獣の耳。

王子「侵入者か!?」

猫耳「まず俺の話聞けや。あんたら、勇者の居所知りたくない?」

魔法使い「勇者…!?」

王子「勇者の居場所を知っているのか!」

猫耳「あぁ。勇者なら暗黒騎士の所にいるよ」

魔法使い「暗黒騎士って…」

勇者に熱愛を向けていた男だ。きっと勇者は、追われてボロボロの所を暗黒騎士に捕まったに違いない。

猫耳「夕方までに、西日の丘に1人で来い」

王子「えっ?」

猫耳「暗黒騎士がお前と一騎打ちを望んでいる。それに勝ったら勇者を返してやるそうだ」

王子「ちょっ――」

王子が何か言いかける前に、猫耳はベランダから飛び降りた。
ベランダの下を覗いた頃には、猫耳はいなくなっていた。

王子「暗黒騎士と一騎打ち…」

魔法使い「王子…」

魔法使いの不安は、どんどん膨らんでいた。


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