過去ログ - 女勇者「帰還後王子と結婚できると思っていたら」
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53: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/26(金) 10:18:34.14 ID:U3XG8LXV0
>街の外

勇者「…」

今だに衝撃は抜けない。さっきの言葉は嘘だったのではないかと、どうしてもそう思いたくなる。
だけど私は確かに聞いた。王子は、魔法使いを妻にすると…。

暗黒騎士「受け入れがたいと思うが、それが王子の出した結論だ…」

暗黒騎士は多少気を遣いながらそう言った。
猫耳は人の姿になり、首を縦に振る。

猫耳「けどどうも話が急すぎねぇか?文官達に押し切られたのかも…俺が探ってこようか?」

勇者「…」

答えを出せない。
確かに何か裏があるかもしれない。だけどそれを知った所でどうする?
私は、まだ自分に着せられた濡れ衣を晴らす手段も持っていない。王子が信じてくれていても、身の潔白を完全に証明できないことにはどうしようもない。

暗黒騎士「…俺は探らない方がいいと思うがな」

暗黒騎士がそう言ったが、私は理由を問わなかった。
彼の言葉をあてにしたくない気持ちもある。

猫耳「でもよ、もしかしたら国王殺しの犯人がわかるかも…」

「そんなもん知りたいの!?」

暗黒騎士「!?」

そこに姿を現したのは…


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