過去ログ - 愛「おめでとうございます!」雪歩「ありがとうございます」
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6:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 18:59:28.49 ID:dH5WaEgvo

雪歩「愛ちゃん、こっちに来てくれますか?」

 頷き、小さな身体が膝に乗る。その温もりを背中から抱きしめ、意識せず軽く前後に揺れる。

雪歩「今日はクリスマスなんですよ、愛ちゃん」

愛「雪歩先輩の誕生日ですよ」

 段々とはずんでいく声。よかった。喜んでくれている。私もだよ。

雪歩「お祝いの言葉を、贈り物を、沢山いただきました。申し訳なさを感じながら、だけど嬉しさがそれを上回るんです」

愛「誕生日ってそうですよね。無条件に可愛がられるみたいで気恥ずかしい時もあります」

雪歩「だけど、贅沢にもなっちゃうんです。どうしても」

 ちょっとだけ抱きしめる両腕の力を強める。自然と互いの距離は狭まる。

雪歩「ちょっとだけ、わがままです。気付きもしなかったのにって、自分で嫌になるけど、贅沢したいです」

 右手を自由にし、そのまま愛ちゃんの頭を撫でながら、

雪歩「愛ちゃんからも、欲しいです」

愛「勿論です! あげちゃいます!」

 一番弾んだ声は、喜色満面といった風で。くるりと翻り、押し倒されるんじゃないかというぐらいに抱きしめられる。


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