過去ログ - 愛「おめでとうございます!」雪歩「ありがとうございます」
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7:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 19:00:08.93 ID:dH5WaEgvo

愛「雪歩先輩、誕生日おめでとうございます!」

雪歩「はい、ありがとうございます、愛ちゃん」

 右手は絶えず愛おしい後輩の頭を撫で続ける。止まらない。

愛「雪歩先輩温かいです」

 それは愛ちゃんもだよ。
 今の顔は、ちょっと、先輩って慕ってくれる愛ちゃんには見せられないから、見られないようギュッと抱きしめる。

雪歩「えへへ、へ」

 あ、顔が締まらなすぎて声が漏れちゃった……。
 恥ずかしさのあまり抱きしめる手に力が入り右手は彼女の頭から首へ背中へ味わわんと暴走しつつある。
 なんとしなきゃと思うけど、一度弛んだものは中々……。

愛「雪歩先輩、プレゼントもあるんですよ! 誰かに相談しながら選ぼうかなって思ったんですけど、あたし一人でブローチ選んでみたんです!」

雪歩「えへへ……ありがとうございます」

 胸が高鳴る。顔が熱くなる。もう恥ずかしいとか申し訳ないとか、嬉しさはそんなものを軽々と飛び越えてしまっている。

愛「だから、渡したいのでちょっと放してくれませんか?」

雪歩「もう少しこうしていたいですぅ」

愛「あたしもそーですけどー! うー! 雪歩先輩ー!」

 そのまま少し笑い合いながら、互いにクリスマスを、誕生日を祝う。結局、プレゼントを受け取ったのは少し経ってからだけど、互いに僅かに触れる素肌から体温を感じていられたのは時間にすればほんのわずかだったと思う。


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