過去ログ - 京太郎「リア充は」ハギヨシ「爆発しろ」
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126: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 23:01:24.06 ID:U+fY6r/Co
きゅ、急になんてことを言いますの!? これでは私の計画が!
とはいえハギヨシが言うのはこの上ない正論だ。
買うものが決まっているならばハギヨシに頼んだほうが圧倒的に早い。私が付いて行く必要などないのだ。
混乱した頭では私がハギヨシと2人で買い物に行く理由なんて思いつかない。
一体私はどうすれば……

「落ち着けとーか。お前は何のために買い物に行くのだ」

衣の言葉で落ち着きを取り戻す。
そうだ、私が買い物に行く目的はハギヨシと2人きりになりたいから。
買い物に行く理由なんて考える必要はない。私がそうしたいといえばハギヨシは従ってくれるのだから。
冷静さを取り戻した私は、なるべく平静を装って、ハギヨシに命令を下す。

「私が買いに行くものは私自身が買わなければ意味がありませんの
 あなたに頼むよりずっと時間がかかってしまいますが、それでも人に頼むわけには参りませんわ」

「そうでございましたか。浅慮をお許し下さい」

私が言ったでまかせの言葉をハギヨシは素直に受け入れる。
本当に納得しているのか、違和感を覚えているのか。どちらかは分からないが気にせず私は命令を続ける。

「構いませんわ。それでは行きますわよ」

「はっ。ただその前にいくつか指示を出して参りますので、少々お待ちを」


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