過去ログ - 京太郎「リア充は」ハギヨシ「爆発しろ」
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150: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 23:14:58.01 ID:U+fY6r/Co
お、落ち着きなさい、龍門渕透華。ここで先走ったら全ておしまいですわ。
ハギヨシが意識しないで慕うと言っているのなら、告白だなんて勘違いもいいところ。
まずはハギヨシがどういうつもりで言っているのか確認してからでも遅くはありませんわ。

「あ、あなたはそういう台詞を平気で言いますのね」

「そういう台詞とは……?」

「慕うという言葉はそう気軽に使っていい言葉ではありませんわ」

これで気軽に使っているわけではございません、とでも言ってくれれば最高なのですが……

「……もし、誤解させてしまっていたら申し訳ないのですが、慕うという言葉には尊敬するという意味もございます」

「紛らわしいですわ! 素直に尊敬していると言いなさい!」

やっぱり!! やっぱりそうでしたのね!
先走って告白だと思い込まなくて正解でしたわ。……でも、期待した分少し落ち込みますわね。
まあ、愛しているという意味ではなかったのは残念でしたが、ハギヨシの口から私を慕っていると聞けたのは嬉しいのですけれど
そんなことを考えていると、ハギヨシは誤解をさせたと謝罪をしてきた。
私はなるべく自然に、すこし拗ねたようにして返事をする。

「わざとじゃありませんの? もう、ハギヨシがそんなことを言うものですからビックリしましたわ」

「失礼いたしました」

「あっ、今笑いましたわね! やっぱりわざとからかったんですのね!」

そうは言ったけれど、おそらくわざとではないのだろうと思う。
ハギヨシは私のことをからかうようなこともたまにするけれど、それでも好きとかそういうことでからかうことはないはずだ。
からかうわけではなくあえて私に意識させるため、という可能性も無くはないですけれど、それは期待のしすぎというものでしょう。


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