過去ログ - 久「いちごちょうだい」まこ「自分のがあるじゃろ」
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1: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:24:41.42 ID:j2Ic9wtc0

久「だっておいしそうなんだもの」

まこ「なにがだってじゃ……というか、そんなにいちご好きだったんか?」

久「別に? でも人のお皿のものってすごくおいしそうに見えるじゃない?」

まこ「もとが同じケーキなんじゃから同じ味しかせんわ……ほれ」

久「あーん」

まこ「……はぁ」

呆れたようにため息をつくと、まこはいちごを1つフォークに突き刺しこちらに向ける

まこ「……どうじゃ?」

久「……なんか、普通」

まこ「だから言ったじゃろ」

久「じゃあ、私のいちごも1つあげるから」

まこ「別にええよ」

久「もらったまんまじゃ悪いじゃない……はい、あーん」

まこ「……自分で食べれるから皿に置いといてくれれば」

久「あーん」

まこ「だから皿に」

久「あーん」

まこ「……あーん」

まこは意外と押しに弱い

っていうか、女の子同士なんだし照れなくてもいいのにねぇ

久「どう?」

まこ「……普通じゃな」

久「やっぱりかぁ」



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2: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:25:35.19 ID:j2Ic9wtc0

まこ「……1つ、言いたいことがあるんじゃが」

久「なに? 愛の告白?」

以下略



3: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:26:45.28 ID:j2Ic9wtc0

久「パーティーと言えばケーキ、ケーキと言えばホールでしょ?」

まこ「パーティーと言えば二人じゃなくてもっと大人数でやるもんじゃないんかのう……」

以下略



4: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:27:17.84 ID:j2Ic9wtc0

まこ「……来年は、部員増えるといいのう」

久「……そうねえ。 まこと二人ってのも悪くはないけど」

以下略



5: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:27:48.79 ID:j2Ic9wtc0

――――――

久「それで去年はあんたとも一緒だったわね」

以下略



6: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:28:19.86 ID:j2Ic9wtc0

久「あー……寒い寒い……ストーブつけてっ、と……」

現在、午前九時ちょっと前だ……集合は十時のはずだからみんなが来るまでしばらくあるだろう

以下略



7: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:28:48.93 ID:j2Ic9wtc0

時計は九時十分を指すかどうかといったところだ

久「……ちょっと早すぎじゃない?」

以下略



8: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:29:17.87 ID:j2Ic9wtc0

久「で? なんで付き合わなかったのよ?」

まこ「……あんたと似たような理由じゃな」

以下略



9: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:29:50.44 ID:j2Ic9wtc0

京太郎「おはようございまーす……先輩方、早いですね」

まこ「おはよう、一人か?」

以下略



10: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:30:24.92 ID:j2Ic9wtc0

まこ「なるほどのう……」

京太郎「あいつはかなり話しやすい方ですしね。 それでも俺んとこ来るやつには『タコス差し入れてやると喜ぶぞ』って……」

以下略



11: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:30:54.42 ID:j2Ic9wtc0

咲「すみません、遅くなりました」

まこ「咲、おはよう」

以下略



12: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:31:35.87 ID:j2Ic9wtc0

うーん……咲も須賀くんとギャーギャーと言い合う姿を見てると、別に男子が苦手なわけじゃないと思うんだけど……やっぱり男子と話してるイメージがないのよねぇ

久「……咲ってさ」

以下略



13: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:32:25.79 ID:j2Ic9wtc0

まこ「活字が嫌なら少女漫画でも読んでみたらどうじゃ?」

京太郎「嫌ってわけじゃないんですけど……まあ、それもひとつの手なんですかね?」

以下略



14: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:33:00.77 ID:j2Ic9wtc0

京太郎「……散々な言われようっすね」

久「言われる方にも原因があるのよ?」

以下略



15: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:33:33.07 ID:j2Ic9wtc0

久「机隣の持ってきていいのよね? どれくらいあればいいかしら……」

まこ「ケーキと食べ物がそこそこ用意してあるから……とりあえず四つぐらいくっつけて、あとは部室ので補えるじゃろ」

以下略



16: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:34:03.60 ID:j2Ic9wtc0

――――――

まこ「……とりあえず、こんなもんかのう」

以下略



17: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:34:44.03 ID:j2Ic9wtc0

まこと須賀くんが出ていって、咲とふたりきりになる

一通り準備はできたけど、優希と和もあと30分は来ないだろうしのんびり待つとしましょうかねー

以下略



18: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:35:11.97 ID:j2Ic9wtc0

咲「受験といえば……その、大丈夫なんですか?」

久「今日遊ぶためにバッチリやってきたから! お正月だって初詣ぐらいはみんなと行きたいなー」

以下略



19: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:35:54.30 ID:j2Ic9wtc0

咲とひとしきり笑って、落ち着いた頃に外から優希と和の話し声が聞こえてくる

久「お……ね、咲?」

以下略



20: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:36:28.02 ID:j2Ic9wtc0

咲「和ちゃんのまね似てますね……まあ、そういうことで和ちゃんが張り切って入ってくる可能性も充分あると思うんですよ。 それでも!」

久「それでも?」

以下略



21: ◆FYW.3i5lks[saga]
2014/12/25(木) 00:37:01.56 ID:j2Ic9wtc0

和「おはようございま「ああぁぁぁぁ!!」な、なんですか!?」

久「あらあら……」

以下略



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